梅雨時期に出る痛み

梅雨時になるとズキズキと肩や胸、背中などうずいたりして、つい気持も弱気になっていませんか?

この時期は、なにもしないのに突発的にズキズキと痛みが出やすい季節です。

一般的に神経痛などと言われることもあります。

これは、ほとんど神経そのものがわるい訳ではありません。

梅雨の時期は、気温の変化や湿度の変化が大きいのでカラダが季節変わり目もあり、変化に順応することができないで身体のバランスが崩れて血液の循環など悪くなり不調が出やすいのです。

これは、毎年の季節の周期がおかしくなってきて季節の変化が安定してない理由もあると思いますが身体にとっては、暑くなりかけてから、また寒くなるのが繰り返されると身体の働きを制御している自律神経(自分の意志とは関係なく内臓の働きなどを自動で調整する神経)の順応が遅れることで身体のバランスが崩れます。

さらに関節が歪んだりして何処かが痛くなったり不調が出やすくなる原因になります。

身体には大きな関節から小さな関節まで多くの関節があります。そしてこの関節の歪が痛みと関わっています。

身体の順応力は、もちろん個人差があります。

一般的に若い人ほど高く中高年の人ほど衰えると言われていますが現代では、必ずしもそうではありません。

これはいかに健康に気を使っているかで変わってきます。

たとえば暴飲暴食を繰り返して夜も寝ないで生活のリズムを壊している人と、きちんと規則正しいバランスのとれた食事を1日3食を取り、毎日適度な運動して夜はきちんと睡眠をとっている人では必ず差はでるはずです。

日頃の生活習慣が鍵をにぎっているわけです。

あと自分で出来る予防法は寒くなった時に体を冷やさないようにすると痛みの予防ができます。

身体を冷やさないとは、まず衣服の調整、寒く感じたら着衣を増やす、暑くなったら着衣を減らす、など面倒がらずこまめに調整をして下さい。

あと、お風呂は熱くしないで40度以下ぐらいの温度で10分以上入ると身体が温まり血液の循環が良くなります。

痛みが出るのは血行が悪いのが大きな要因の一つです。

あと骨格の歪を自分で取るのも予防になります。

身体は使わないと関節から硬くなります。

それならと急に運動を無理して行うのはいけませんよ。

最初は少しずつ体を慣らしていきながら増やしていくべきです。

運動をしばらくしてないで急激に行いますと一番に心臓に大きな負担がかかります。

若い時にスポーツをやっていたひとは、特に注意です。

むかし出来ていたからつい無理をしすぎるからです。

ですから、急な運動は、あぶないです。

あと身体の歪を自分で取る方法ですが、基本は歩く事です。

そんなこと!

仕事や家事でいつも歩いているよと言われるかもしれませんが私の言っている歩くとは、背筋を伸ばしてあごを引いて胸を張って体が真っ直ぐ立った自然な状態で歩く事です。

これが歪をとる条件です。

歩き方に秘密があります。

それは、骨盤を動かすことです。

なに!

どうして動かすの?

歩くときは、自分の体重を足で骨盤を支えています。

つまり足の股関節(コカンセツ)は骨盤の寛骨(カンコツ)につながっています。

ですから歩けば股関節から骨盤が動くことになるわけです。

ただ歩くだけでもいいですがふだん歩く歩幅より広くとってかかとから着地して歩くのがポイントです。

歩幅が広くなると股関節に働きかける力が強くなるからです。

コシなど痛い方は痛む人は無理をしないで痛みの出ないぐらいの軽く歩く程度でいいです。

この方法で軽い歪は取れます。そしてカラダの修復機能(自己治癒力)が働きます。

そして、この運動によって全身の血流が良くなり体調が良くなります。

私はこの方法で歪や体調を整えています。

この歪を取る事が痛みの原因を解決する方法になるのです。

お金がかからず気軽に実施できる効果的な方法です。

梅雨が終わりますと気温が上がりじめじめした湿気も無くなり体も楽になりますが今度は、熱中症に注意しなければいけません。

脱水症状にならないよう水分補給をこまめにとってください。

2019年06月16日